2017年1月17日火曜日

第678回 東京都青少年健全育成審議会 議事録を読む

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第678回 東京都青少年健全育成審議会 議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/pdf/09_singi/678/678gijiroku.pdf

第678回東京都青少年健全育成審議会 会議資料を読む
http://ccf-square3rd.blogspot.jp/2016/12/678.html

「発行業者」と「発売元」

前回紛糾した「発行業者」と「発売元」について再度説明がありました

○青少年課長 それでは、本日の諮問事項について、ご説明いたします。
本日のご説明の前に、前回の審議会でご議論いただきました、 図書類の「発行業者」 と「 発売元」 の取扱いについて、改めてご説明させていただきたいと思います。
「発行業者」というのは、 性器を白抜きにする等の修整や描写そのものの編集作業や、 18禁等の表示図書類識別マークをつけるなどの図書の発行に関する責任を持っている業者ということでございます。他方、 「発売元」は図書の保管、取次業者への引き渡し等を担っている業者であると認識してございます。
そこで、指定図書類となりました旨の通知や、勧告等の前提となる指定回数の計上につきましては、 条例上「 発行業者」が対象となっております。
この「 発行業者」につきましては、 図書類の奥付の記載を基本としておりますが、この奥付に発行業者としての記載がない場合は、事務局におきまして、可能な限りの確認をいたしまして、 図書類の「発行」に関して実質的に責任を持っている業者を特定いたします。
前回の諮問図書類の中で、 奥付に「発行業者」としての記載がなく、個人名を「発行人」として記載してあるものがございました。この点につきまして、 「 発行業者」はいずれかといったご質問をいただきましたが、「発行業者」は例外を除きまして個人ではなくて法人格であるという実態を踏まえまして、図書類の奥付に法人格としての発行業者の記載がないものにつきましては、業界団体等に確認をし、 発行に関する責任を持っている法人を「 発行業者」と特定し、諮問させていただいているというのが現状でございます。
なお、奥付の書き方は、定まったものはございませんので、 図書類により様々な記載方法がございます。 引き続きの検討課題として、取り組んでいきたいと思います。

いずれにしても今後もこの辺の業者の特定については振り回されそうです

図書審査

○J委員 3誌とも区分陳列でお願いします。 1冊目の自主規制団体からの聴き取り結果の中で、 「 青少年が手に取るとは思えない」という理由は毎回結構あるのですけれども、こういうのは理由にはならないと思うので、やはり、これは不健全図書の指定でお願いしたいと思
います。
それと、 3冊目のBL(ボーイズラブ) ものについては、 ストーリー性もあり、 クラシックの題名が出てきたりと思うと、一瞬私も迷うことは迷うのですけれども、やはり、 性的なシーンは露骨に描写されているので、 3誌とも不健全図書ということでお願いします。

クラシックの題名が出てくると揺らぐのか

○G委員 私も、 3つとも指定でお願いいたします。
第1誌のジュネットコミックスは、 本当にストーリー性もないし、全般にわたって性行為が描かれ、 そういう描写が多過ぎますし、縛りとか器具とかを使った描写もありますので、 本当に青少年には見せたくないと思います。
あと、 2誌目のオトメスイッチですけれども、本当にかわいい表紙のために、青少年が手にとりやすいと思います。 これもまた、 修整されているとはいえ、 器具を使用した性的行為の描写や、露骨な描写が多いと思います。
それから第3誌もですね。 これもBLもので、 自主規制団体の聴き取り結果では、 「人格を否定するような性描写はなく」と書いてありますけれども、 全体的に性的描写は露骨でしたし、白抜きばかり目立っていました。 修整がすごく甘いと思います。これも指定でお願いいたします。以上、 3誌とも指定でお願いいたします。

「本当に」その通りですね

○E委員 私も、 3誌とも指定でお願いします。
1誌目ですけれども、 やはり、 人格否定や盗撮といったようなシーンもありますので、 青少年に与える影響が大きいと思います。そして、 修整につきましても、この程度で修整と言っていいのかどうか、 ちょっとわからないなと思います。
2誌目ですけれども、自主規制団体の聴き取り結果の中で、 「一定のルールに従って描写及び修整されており、問題ない」と書いてありますけれども、 この「一定のルール」というのが、私たちにはよくわからないなと思います。また、 2誌目は、 コミカルでデフォルメされた、かわいいタッチの絵柄ですので、 やはり青少年が手にとりやすいですし、 開いて見てみたいのかなと思います。また、 学校内の性行為や、高校生と思われる設定というところも、やはり青少年にとってよくないと思いますので、これも指定でお願いします。
3誌目も、 自主規制団体の聴き取り結果の中に、 「ストーリー性があり」とありますが、ストーリー性があればいいのかな、 どうなのかなと私は思います。 ストーリー性があるからいいのではなくて、やはり、こういった図書類が大人目線ではなくて、 青少年が手に取れる場所にあっていいのかどうかという目線で判断をしていただきたいと思います

私にもわかりません。「一定のルール」

○I委員 今回もBL(ボーイズラブ) ものが2つ入っているのですが、ご覧になった方もいらっしゃると思うのですけれども、朝日新聞の11月19日の夕刊に、 「ボーイズラブ、胸キュン拡大」という題で、 BLの市場が結構大きくなっているという記事があるのです。これはBL市場が、 今の出版の不況の中で、唯一と言ったら語弊がありますが、膨らんでいるのですね。 割と大手に類する出版社もBLものを出しているケースがあるのです。
BL市場では、 雑誌も10誌ほど出ておりまして、 作品の多くが、美少年同士が仕事を通じてお互いがお互いに引かれあって、友情が愛情に変わったり、何となく手を握ったりするところからこう、 私なんかは余り信じられないのですけれども、 気持ちがどんどん深まっていって、性的関係にまで及ぶこともあるのですね。性的関係まで及ぶというのは、ホモセクシャルとか、 ゲイ とかとは違い、普通の男同士の関係の中にそれが盛り込まれているのです。
しかし、諮問にあがったこの2誌は、はっきり言いまして人格否定のところもありますし、要するに、性行為そのものをメーンにして、 描写が極端ですね。
BLの主な読者は女性ですけれども、 なぜ女性がBLを好むかというと、 この記事では、「 少女漫画では、自分の立場と比べてしまって、物語に入り込めないが、男性同士の恋愛は未知の世界。 物語として楽しめて、 胸もキュンとする。登場人物には女性のあこがれの男性像が反映されています」 (BL誌の編集者) と書かれています。 女性の中には、 単行本とか雑誌で読むだけではなくて、ネットやスマホで購入して読む方がたくさんいらっしゃるのですね。 これは結構、市場としては大きくなって、 10億、 20億の市場ではなくてもっと大きい市場になっているのです。それで今や、 韓国とか台湾とかにも進出していると聞いております。BLというのが市場としてかなり膨らんでいるということをご紹介いたしました。 それが極端な形になるとこういう諮問された図書のようになるケースもあるわけです。
私も、今回諮問された図書は、打ち合わせ会では反対もいらっしゃるのですけれども、やはり内容が行き過ぎていると思います。 性描写や人格否定、暴力表現等がありますので、これは区分陳列やむなしでしょう。
もう一冊は、 絵はかわいらしく描かれているのですけれども、これは高校生に、性具を使って極端な描写をしていますし、 加えて擬音、擬態語が氾濫しているので、これも打ち合わせ会で反対の方もいらっしゃるのですけれども、 指定やむなしと思います。

ボーイズラブ、胸キュン拡大 コミック150万部突破
http://www.asahi.com/articles/ASJCH6VXYJCHUCVL02B.html

都民からの通報申出

○青少年課長 それでは、 事務局から報告したいと思います。
11月処理分の都民の申し出でございますが、電話によるものが2件ございまして、郵送によるものが1件ございました。
電話によるものの1つ目でございますが、先月の審議会でも、都民からの申し出としてご報告させていただいた図書類と同じものでございました。その後の指定の状況を確認する内容でございました。 「内容を精査したところ、 指定には至らないという結果になった」というご説明をしたところ、 申し出者にはご了解いただいたということでございます。

まだ諦めなかったのか。

電話によるものの2件目でございますが、 「 前期の審議会におきまして、暴力性に着眼して指定された図書類の続編につきまして、不健全図書類として検討をお願いしたい」 という内容でございました。事務局において、 申し出の図書類を確認いたしましたところ、暴力的なシーンはございますが、残虐な殺人、 傷害、暴行、 処刑等の場面又は殺傷による肉体的苦痛を実録風に又は誇張するなどして描いているというシーンがなかったために、条例施行規則第十五条に定める不健全図書類の基準には該当しないと判断いたしました

指定された作品の続編って狙われる可能性高いよね

郵送によるものの申し出が1件ございました。「中学生の娘が所持していた図書類について、局部の修整もなく、暴力等の内容も含まれている。不健全図書類として検討を願いたい。 」という内容で、図書類が3冊同封されてございました。

中学生の娘……かわいそう

事務局において申し出の図書類を確認しましたところ、 3冊のうち2冊は過去に購入、 事務局で審査終了したものでございまして、条例施行規則第十五条に定める不健全図書類の基準には該当しないと判断したものでございました。
なお、残り1冊につきましては、今回事務局のほうで購入し、条例施行規則第十五条第1項第一号「著しく性的感情を刺激する」という指定基準に該当するものと判断いたしまして、本審議会に諮問したものと同一のものでございます。 本日諮問いたしました3冊目の「それでも俺のものになる 第1巻」がそれに当たるものでございました。

青少年課長ラインを飛び越えたとな?



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